自宅の大規模なリフォームやリノベーションをするときには住みながらは工事できないことがほとんどです。
工事期間は1か月以上になりますので、仮住まいが必要になってきます。
私の場合は、自宅マンションを全面リフォームする時の工期は1か月半ぐらいかかりました。なので、2か月ぐらいの短期で家族4人が住める仮住まいを探しました。
仮住まい探しはかなり苦労しましたが、何とか賃貸住宅で仮住まいを見つけることができたので私の体験談を交えながら、どんな仮住まいがあるかや仮住まいの探し方を紹介したいと思います。
リフォーム会社紹介の仮住まいマンション
リフォーム会社が大手の場合、仮住まい用の物件を紹介してくれるという制度がある場合があります。
私がお願いしたリフォーム会社にはありました。
仮住まいを紹介してくれる制度があるかどうか、まずは契約したリフォーム会社に確認してみてください。
メリットとしては、敷金・礼金がいらず、他で借りるよりも安価で借りることができることです。広さも家族用に広いものでした。自分で探す手間を省くこともできます。
ですが、物件自体が少なく、場所も限られてしまいます。
私の場合は、私の住んでいる地域で紹介できる物件が2件のみ。
場所も都市の中心部に限られているので、現在住んでいるところからは遠いものでした。子供がまだ中学生と幼稚園だったので、できれば同じ学区が良かったので借りることはしませんでした。
学区が関係なかったり、お近くに物件がある場合はぜひリフォーム会社のサービスを利用して借りると良いと思います。
物件数は限られてしまうので、紹介を受けたい場合は早めにリフォーム会社に相談しましょう。
実家に住む
「実家に行くご家庭も多いですよ」とリフォーム会社の担当営業さんから聞きました。
お近くに広い実家がある場合はそれが一番安くすみます。
ただ、家族分の家財道具をすべて運ぶのはかなり広いスペースが必要です。
そして、生活させてもらう部屋も必要です。
私の場合は実家は古く、子供たちを学校に通わせるのも不便だったので諦めました。
賃貸物件を借りる
地元の不動産屋で探す
地元の不動産屋に行って賃貸物件を探すという方法が仮住まいを探すのには一番オーソドックスかと思います。
近所の不動産屋に行って、希望の条件を言って探してもらいます。その時に必ず「短期の仮住まいを探している」と伝えてください。
短期で借りる場合は条件に合った物件がすぐに見つかるわけではありません。
賃貸物件は基本的に2年契約です。それ以上の短い期間では貸主にメリットが少ないので入居を断られるケースが多々あります。
だからといって、「短期間の仮住まいを探している」ということを内緒にして借りることはしないでください。トラブルの原因になります。
物件探しは難航することも予想されるので、工事着工の日が決まったら早めに不動産屋に問い合わせましょう。
私の場合、何件か不動産屋に行きましたが快く親身になって探してくれるところと、短期は扱っていないと断られた不動産屋もあったので不動産屋を何軒か当たる必要があるかもしれません。
ウィークリーマンションの中から探す
短期で探すならウィークリーマンションという手もありますが、ウィークリーマンションのほとんどが一人暮らし用で家族で住めるほどの広いスペースの物件はありません。
単身や少人数家族の場合で荷物も少ない場合は手軽で安価で済むので選択肢に加えても良いと思います。
私の仮住まい探し体験談
私は結局、地元不動産屋にお願いして近くで家族4人で住めるぐらいの賃貸物件を探すことにしましたが、物件探しは難航しました。
自宅は駅前のマンションなので近くに賃貸物件も結構あります。
なので、すぐに近くで借りれると思っていたんですが、甘かったです。
不動産屋さんに私が目星をつけていた自宅からすごく近い賃貸物件を借りられるかどうか聞いてもらいました。
不動産屋さんによるとその賃貸マンションの部屋は何部屋かあいてるのですが、2か月しか借りないならば、「敷金・礼金(家賃の2か月分)」+「違約金(家賃の2か月分)」必要と言われました。さらに、プラス普通に家賃として2か月分、仲介手数料として家賃の1か月分は必要なので、2か月借りるだけで家賃の7か月分必要になる計算になります。
「え~っ??」そんなにかかるなら、もう少し自宅から離れてもいいからと他にも探してもらいました。
色々聞いてもらったのですが、「2か月だけ」と言うと、断られるところが殆どでした。採算がとれないみたいです。
不動産屋に行った日は日曜だったので、管理会社が休みのところが多く、担当してくれた営業さんに「色々あたっておきますね。」と言われ、その日は帰りました。
後日、結果を聞きにいくと、私が最初に目星をつけていた物件が「違約金2か月分は必要ないです」と言ってきたと言われました。
そして、もう1件見つかりました。
そちらの物件は、学区内ですが、自宅からは少し遠いところです。
敷金・礼金なしでクリーニング代だけで良いという好条件!
ですが、物件が広くて新しいため家賃は最初の物件よりも高く、自宅から遠いとなると駐車場を借りる費用も発生するので、トータルでの費用は最初の物件と同じぐらいになります。
なので、やっぱり近くの方が便利ということで最初に目をつけていた物件に決めました!
借りれるところが見つかっただけで、ほんとにホッとしました。
たくさんの物件に問い合わせてくれた不動産屋の営業さんにも感謝です。
近くに引っ越したので、リフォームの様子をしょっちゅう見に行くことができて便利でした。
ゴミ捨て場は自宅のマンションの方が近かったので、そちらに捨てることができましたし、幼稚園バスの送迎場所は変える必要がありませんでした。
郵便物の住所変更をしなくても郵便物は自宅に毎日取りにいけました。
ものすごく近くで借りれたので本当に良かったです。
仮住まいの費用
仮住まいの費用は約34万円かかりました。
家賃は共益費こみで69,000円。築30年の2LDK。自宅からすぐなので、駐車場を借りる必要なし。
家賃2か月分に敷金、礼金で家賃の2か月分、仲介手数料で1か月分で合計にすると家賃の約5か月分で34万円になります。敷金・礼金はほぼ戻ってきませんでした。
仮住まいにこんなにお金がかかるとは正直思っていませんでした。
思ってたよりもかなり多くの出費ですが、必要経費なのでしょうがないです。
仮住まいの家賃の他に引越費用がかかります。
仮住まいへの引越しと自宅へ戻ってくる分の合わせて2回分必要です。
引越費用は2回分で約13万円でした。
引越し費用に関してはこちらで詳しく紹介しています↓
さいごに
短期間の仮住まいを探すのは意外と大変で時間がかかります。
なので、大規模リフォームやリノベーションの日程が決まったら、早めに仮住まい探しを検討していくと良いと思います。
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