リフォームには実際のところいくら費用がかかるのか気になるところですよね。
さらに、リフォームの見積もりに入ってない費用がいくらかかるのか?
私がマンションの全面リフォーム(リノベーション)をして実際にかかった価格を紹介していきます。
リフォームの内容
まずは我が家のリフォーム内容を紹介します。
3LDK75平米マンション全面リフォームです。
赤く囲んだ部分は間取り変更したり造作家具を作った箇所、いわゆるリノベーションをしたところです。
最終的にリフォームした箇所
- 床・クロス→全部張り替え
- 扉→全て新しく
- 間取り変更→洋室・和室・リビングを間仕切りできる洋室とファミリークローゼットとリビングに
- キッチンの壁→キッチンの壁を取り除きインターフォンの移設
- 浴室・洗面室・トイレ・キッチン→全て新しく
- 照明→全て新しく
- 造作家具の設置→リビングボード、カウンター下収納など4か所
- 洋室2に内窓の設置
リフォームしていない箇所
- 玄関の下足入れと床
- 洋室1のクローゼットの扉
- 窓枠
- 間取り変更していない箇所の天井と壁
うちは大規模なリフォームですが、スケルトンリフォームとは少し違います。そのままのところも少しですが残っています。
スケルトンリフォームの場合は全ての壁や天井、窓枠まで全て壊してしまします。その分間取りの大幅変更や自由度が増しますが費用は高くなると思います。
リフォームにかかった費用
金額的にはこんな感じになりました。※費用は概算です。
1 | 予算 | 5,000,000 |
2 | 見積り額 | 6,400,000 |
3 | 最終的にリフォーム会社に支払った額 | 7,800,000 |
4 | ガス工事 | 48,000 |
5 | 警報・インターホン移設点検 | 130,000 |
6 | 引越し×2回 | 130,000 |
7 | 仮住まい費用 | 340,000 |
8 | インターネット移設×2回 | 22,000 |
9 | 家具・家電・雑貨 | 1,000,000 |
10 | 内覧会謝礼金 | -80,000 |
11 | リフォーム補助金 | -117,000 |
12 | 総額 | 9,273,000 |
では、ひとつひとつ詳しく見ていきます。
1.予算 500万円
見積もりを出してもらう時に予算を必ず聞かれるので、500万円ぐらいと答えていました。
本当に最初はこれくらいでできると良いなと思っていたのですが、話をすすめていくうちにあれもこれもとなっていったので、現実的ではない数字です。
リフォーム会社の方に予算を伝えると500万円では厳しいという返事が返ってきました。
最初の頃はリフォーム費用以外にも100万円以上お金がかかるというのをあまり頭に入れていませんでした。
皆さんが予算をたてる場合、引っ越しや家具などにもお金がかなりかかることを想定しておいた方が良いです。
2.見積り額 640万円
見積り額には浴室分の費用が入っていません。
予算をだいぶオーバーしそうだったので、浴室のリフォームは削っていたのですが、結局浴室もリフォームしました。
4社に見積もりしてもらいましたが、大体650万円前後でした。
1社だけ500万円の見積もりをだしてきましたが、安すぎて逆に不安になりました。
見積りについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。↓
3.最終的にリフォーム会社に支払った金額 780万円
640万円の見積り額から約140万円増えています。追加料金の内訳は以下の通りです。
浴室 | 700,000 |
給湯器・取付 | 260,000 |
内窓 | 130,000 |
キッチン仕様変更 | 110,000 |
照明・照明取付 | 75,000 |
壁面収納追加分 | 35,000 |
化粧台仕様変更 | 40,000 |
天井新設 | 30,000 |
その他仕様変更 | 20,000 |
追加代金合計 | 1,400,000 |
浴室のリフォームを増やしたことによって大幅にアップしています。
結露対策のために子供部屋に内窓を取り付けることにしました。
照明器具は最初の見積もりには含まれていませんでした。
そのほか設備の仕様変更をしていったので、追加料金になります。
仕様変更で金額が下がるということはあまりなく、トータルでは金額は増えることの方が多いと思います。
予定していたよりも費用が大幅に増え、現金は仮住まいの費用や家具などに残しておきたかったので、頭金100万円以外はローンを組みました。
4.ガス工事 4万8千円
ガス工事の費用はリフォーム会社の請求とは別でした。
こちらは見積もりには含まれていません。
工事終了後に別途ガス会社に支払うことになります。
5.警報・インターホン移設工事費用 13万円
間取り変更をしてインターホンを移設したり、火災報知器の移動をした場合に発生します。
こちらは見積りには含まれません。
工事終了後に別途メンテナンス会社に支払うことになります。
6.引越し費用 ×2回分 13万円
全面リフォームの場合は期間が1か月以上かかるので、仮住まいへの引越しが必要となります。
仮住まいへの引越しと戻ってくる分の引越しで2回分引っ越し代が必要になります。
うちの場合は1回の引越しにつき約6万円ぐらいでした。
引越しについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。↓
7.仮住まい費用 34万円
仮住まいにかかる費用です。
リフォームの期間が1か月半ぐらいかかると言われたので、2か月賃貸マンションを借りることになりました。
家賃は共益費込みで1か月6万9千円です。
家賃2か月分に敷金、礼金で家賃の2か月分、仲介手数料で1か月分で合計にすると家賃の約5か月分で34万円ほど支払いました。
敷金・礼金はほぼ戻ってきませんでした。
仮住まいにこんなにお金がかかるとは正直思っていませんでした。
仮住まいに関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。↓
8. インターネット移設×2回 2万2千円
仮住まいへの引越しに伴い、インターネット回線を引っ越しました。
インターネットの引越し代金はご契約の会社によって異なると思います。
私の場合はフレッツ光です。
電話の引越しは無料ですが、インターネットは移設代金7千円、休日料金でプラス3千円、モデム代2千円で合計1万2千円ぐらい支払いました。
また戻ってくるときにも同様に支払いました。
2か月引っ越すだけなので、他にもっと良い方法があったかもしれません。
9.家具・家電・雑貨など 約100万円
家が新しくなるので、色々と買い替えたりすると思います。
家具・家電・インテリアの購入は金額に幅が出ると思います。
うちは約100万円でした。
金額が高かったものから順に購入したものを紹介します。
エアコン3台、ロフトベッド関連2台分、ダイニング5点セット、学習机関連2台分、ソファ、カーテン、照明、リビングテーブル、本棚、カーペット、収納ケース、マット類、タオルなどなど。
他にテレビ、冷蔵庫、洗濯機なども買い替えた場合はもっとかかります。
10.内覧会謝礼金 ▲8万円
リフォーム会社からの依頼でリフォームの工事が始まって解体した時と、工事が完成した時に自宅マンションで内覧会を行いました。
その謝礼としてリフォーム会社から8万円いただきました。
内覧会はやっている会社とやらない会社があると思います。もちろん、断ることは可能ですし、色々条件をつけることも可能でした。
私たちは少しでもリフォーム費用の足しにしたかったのと、完成したところはぜひ色々な人に見てほしいなという思いがあったので引き受けました。
11.リフォーム補助金 ▲11万7千円
正式名称は住宅ストック循環支援事業補助金といいます。エコリフォームをした箇所について国から補助金が出ました。申請はリフォーム会社にしてもらいます。
現在はこの補助金制度の受付は終了しています。
補助金制度についてはリフォーム会社の方にその時期にやっている補助金制度について相談するのが良いと思います。
12.総額 927万3千円 ※概算
補助金や内覧会謝礼金を差し引いたら総額 約930万円ぐらいです。
リフォーム会社に支払うお金以外に150万円ぐらいかかりました。
リフォームを考え始めた頃の予算よりかなりオーバーしてしまいました。
しかし、必要に応じて追加したものなので納得している金額です。
さいごに
はじめに考えていた予算よりはかなりオーバーしてしまいました。
リフォームにかかる費用は見積もりしてもらった金額よりもかなりオーバーしましたし、見積り金額に入っていない出費がかなりあります。
リフォームする機会はそう多くはないと思いますので、必要な個所にはお金をかけて削れるところは削って納得のいくリフォームをしてください。
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