ベッドを購入すると同時に必要になってくる布団、カバー、マットレスなど、ベッドのフレーム以外で必要なものをピックアップして紹介しています。
ベッドのフレームだけを購入してもすぐに使うことはできません。
ベッド以外に布団類、カバー類、マットレスなど必要なものをそろえなければなりません。
何をそろえれば良いか迷う方も多いかと思います。
ベッドと同時に購入した方が良いものを紹介していきます。
ベッド以外に必要なもの
ベッドのフレーム以外に必要なものは主なもので以下のようなものがあります。
- マットレス
- 除湿シート
- ベッドパッド
- ベッドシーツ
- 敷きパッド
- 防水シート
- 掛け布団
- 掛け布団カバー
- 枕
- 枕カバー
全て揃えようとすると10種類も必要になります。
ただ、全て必要なわけではありません。
全部揃えても、もちろんOKですが、洗濯したり干したりとたくさんするのは面倒です。
以下の7点を購入すれば、必要なものはそろいます。
- マットレス
- 敷きパッド
- 除湿シート
- 掛け布団
- 枕
- 掛け布団カバー
- 枕カバー
ベッドパッド、ベッドシーツ、防水シートは購入しませんでした。
防水シートは小さな子供がおねしょなどした時のためのもの。
ベッドパッドとベッドシーツは敷きパッドがあれば必ずしも必要ではありません。
では、それぞれ詳しく紹介していきます。
マットレス
マットレスはベッドの場合必要です。
マットレスは種類がたくさんあるので、何を選べばよいか迷う方も多いと思います。
各マットレスの特徴を把握して、最適なマットを選びましょう。
マットレスには大きく分けると下記のような種類があります。
- ポケットコイルマットレス
- ボンネルコイルマットレス
- ノンコイル系マットレス(低反発・高反発)
ポケットコイルマットレスの特徴
ポケットコイルとは、小さな袋に、コイルが一つずつ包まれたもののことです。
ポケットコイルマットレスはポケットコイルがスプリング層に敷き詰められています。
体を点で支えるため、体圧分散性が高く、体のラインに沿って沈み込むので体に負担がかかりにくいです。
そのため深い眠りにつきやすく、上質な睡眠が期待できます。
寝心地は柔らかめです。
デメリットとしては、ボンネルコイルマットレスに比べ、通気性があまりよくないところです。
コイル配列はコイル同士の空間が広く空気が通る平行配列を採用したものを選ぶと通気性が良くなります。
ボンネルコイルマットレスの特徴
ボンネルコイルとはコイルを連結させてたもののことです。
ボンネルコイルマットレスは間隔を空けて並べたコイルをワイヤーで縦横に連結し、一体化したものです。
体を「面」で支えるため、からだが沈み過ぎません。
個々のコイルが袋に包まれているポケットコイルと異なり、コイルが露出した状態で連結されているため、通気性・耐久性に優れています。
寝心地は硬めです。
ボンネルコイルマットレスは硬めの寝心地が好きな方におすすめのマットレスです。
デメリットとしてはポケットコイルよりも体圧分散性は低くなるので、人によっては、寝ている間に背中や腰などに負担がかかり、起きたときに疲れや痛みを感じることもあります。
ノンコイル系マットレスの特徴
ノンコイル系には低反発と高反発のマットレスがあります。
低反発は体が沈み込みやすく、高反発は体が沈みにくい特徴があります。
メリットとしては、コイル系のマットレスに比べ、かなり低価格です。
デメリットとしてはコイル系マットよりも通気性が悪く湿気に弱いです。その分、マットレスの寿命もコイル系マットレスより短くなります。
おすすめはポケットコイルマットレス
マットレスでおすすめなのはポケットコイルマットレスです。
何といっても体に負担が少なく、上質な睡眠が期待できます。
わが家の場合はロフトベッドなので、なるべく軽量でベッドの内寸サイズに合うものを選びました。
私が購入したのはポケットコイルマット ねごこっち[シングル]です。
こちらのマットレスは軽量で薄型なのでロフトベッドや2段ベッドにピッタリです。
ポケットコイルはとても重いので、普通のポケットコイルマットレスはロフトベッドや二段ベッドに持ち上げるのは大変です。
こちらのマットレスは厚さが10cm、重さが9.5キロとポケットコイルの中では軽量。
ロフトベッドや二段ベッド用に考えて作られているのでおすすめです。
二段ベッドやロフトベッドにこちらのマットがおすすめ↓
ベッドにはポケットコイルマットレスがおすすめ↓
敷きパッドまたはシーツ
マットレスの上に敷くものに敷きパッド・ベッドパッド・ベッドシーツがあります。
この3種のうちどれを買えば良いのか?全部必要なのか?迷うところだと思います。
全て購入するのがベストですが、私はとにかく手間を省きたい。
全部洗濯したり、干したりするのは面倒なので必要最低限に絞りました。
この中で何が必要か考えて私は敷きパッドのみにしました。
役割的には以下のような違いがあります。
敷きパッドとベッドパッドの違い
一番わかりにくいのは、敷きパッドとベッドパッドの違いです。
敷きパッドとベッドパッドの名前も見た目もよく似ています。
ベッドパッドは寝心地アップが主な役割です。肌触りはあまり考慮されていないので、ベッドパッドの上にはシーツまたは敷きパッドが必要になります。
敷きパッドは寝心地アップの機能はありません。肌ざわりが考慮されており、一番上に敷くものでシーツと同じような役割になります。
なので、マットレスの寝心地が良ければ、とりあえずベッドパッドは必要なさそうです。
つまりマットレスの上には敷きパッドまたはシーツがあればマットレスを保護しながら、快適に眠れます。
シーツか敷きパッドか
普通のベッドの場合は横からマットレスが見える状態なので覆ってしまうシーツの方が良いと思います。
ロフトベッドや二段ベッドの場合はマットレスが横から見えないものが多いので覆うタイプのシーツではなく、敷きパッドが便利です。
ロフトベッドや二段ベッドの場合はシーツにしてしまうと、セットするのがとても面倒です。
私が購入したベッドはロフトベッドなので、マットレスを覆う必要がないので、シーツよりも簡単にセットできる敷きパッドのみ購入することにしました。
ほとんどの敷きパッドには4隅にゴムバンドがついているので、シーツでなくてもズレる心配はありません。
敷きパッドには冬用や夏用がありますが、一年中使いたい場合は綿100%の敷きパッドです。
ポリエステルは汗の吸湿・発散が綿に比べるとイマイチです。表面だけでなく中綿まで綿100%
の敷きパッドがおすすめです。
この西川の敷きパッドは中綿まで綿100%なのでおすすめです。↓
とにかく簡単に敷きたい!お手入れしたい!という方には、ニトリの「置くだけ簡単敷きパッド」がおすすめです。4隅のゴムがないので、マットレスの上に敷くだけ。裏に滑り止めがついているのでずれにくくなっています。素材はポリエステルになります。↓
除湿シート
夏場のベッドのむれと冬場の結露防止のためには除湿シートが必要です。
除湿シートは目的によって敷く場所が異なります。
夏場の寝汗や消臭対策
夏場の寝汗や消臭対策の場合は、マットレスの上に除湿シートを敷きます。
ベッドの床板がすのこなど通気が良く、結露やカビの心配があまりない場合もマットレスの上に除湿シートを敷きます。
除湿シートは寝心地が悪いものが多いので、その上に敷きパッドを敷きます。
メッシュ素材の「さらっとファインメッシュ」はそのまま敷きパッド代わりにもなり、おすすめです↓
結露防止・カビ対策
冬場はマットレスの下に結露が発生することがあります。マットレスの下は蒸れやすいのでカビ対策のために除湿シートが必要です。
この場合はマットレスの下に除湿シートを敷くと効果的です。
除湿シートは素材により価格や機能が異なります。
色々あって迷うと思います。
除湿シートについては、詳しくはこちらの記事で紹介しています。↓
掛け布団
掛け布団には主に4種類あります。羽毛・羊毛・ポリエステル・綿です。
綿は現在あまり売られていないので、羽毛・羊毛・ポリエステルの3種の特徴をまとめてみました。
あまり使用しない、一時的に用意したいだけというのであれば、リーズナブルで丸洗いもできるポリエステル製で良いです。
しかしポリエステルは吸湿性・発散性が低いため蒸れて汗をかきやすいというデメリットがあります。
汗っかきな人や子供にはポリエステル製はあまり向いていません。
なので、長く使いたい、毎日使いたいという場合はややお値段は張りますが、掛け布団の定番の羽毛布団が最もおすすめです。
わが家ではこちらの羽毛布団を購入しました。↓
値段が手ごろな割にはとてもレビュー評価が高く口コミが良かったので注文しました。
欠点で羽毛は臭うことがあるとなっていますが、届いた商品は特に嫌な臭いは感じませんでした。
通気性の良い収納袋に入っていたので、オフシーズンのときにしまうのにも便利です。
とても軽くて保温性が高いので冬場も毛布などなくても羽毛布団だけでうちの子たちは大丈夫です。
夏はタオルケットにしますが、それ以外の時期はこの羽毛布団だけを使っています
枕
枕はお好みの枕を選んでください。
掛け布団カバー・枕カバー
カバー類は掛け布団と枕用の2点が必要です。
ベッドのシーツは敷きパッドを購入すれば、特に必要ありません。
わが家では星柄の2点セットをニトリで購入しました。
全部セットしてみたところ
必要なものを購入して全てセットしてみました。
↑購入したものを全部セットするとこんな感じになります。
ロフトベッドの場合は横からほどんどマットレスが見えません。
なので、ベッドシーツがなくても大丈夫です。
構成はこのようになっています↓
ベッド購入と同時にこれだけ揃えればベッドとして機能します。
- マットレス
- 敷きパッド
- 除湿シート
- 掛け布団
- 枕
- 掛け布団カバー
- 枕カバー
さいごに
ベッドを決めるだけでも、ものすごく悩みますが、ベッドのフレームだけでは機能しません。
ベッドの他にも必要なものはたくさんあります。
全部そろえるとかなりの金額になります。用途にあわせて必要なものを絞り、お金をかけるものとそうでないものに分けると良いです。
私の場合はカバー類・敷きパッドなどはまた買い替えることもあるので、あまりこだわらずお値打ちなものを選びました。
一方マットレス、掛け布団などは頻繁に買い替えるものではなく、寝心地をかなり左右するものなので、なるべく良いものを選ぶようにしました。
マットレス・掛け布団は価格に大きな差があるので、特徴をしっかり知ってご自分にあったものを選んでください。
おすすめのロフトベッドはこちらの記事で紹介しています。↓
除湿シートについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。↓
我が家が実際に購入したベッドは、こちらの記事で紹介しています。↓