自宅マンションの全面リフォームで、すべての内装ドア・扉を新しくしました。
リフォーム前はほとんどが「開き戸」だったのですが、必要に応じて「引き戸」「折れ戸」「可動間仕切りドア」を採用しました。
各部屋のドア・扉の紹介と選んだポイントなどを紹介しています。
ドアメーカー選び・色選び
主なドアメーカーにパナソニック、リクシル、ダイケンなどがあります。
どこのメーカーにするかは、まずは契約したリフォーム会社の担当営業に聞くことをおすすめします。
会社によってよく扱っているメーカーや割引率が高いなどがあります。
担当営業から見ておすすめがあればその意見を参考にします。
基本的には現物を見て好みで選べば良いと思います。
私の場合は、担当営業さんにパナソニックかリクシルがいいんじゃないかと提案されました。
カタログを頂いて比較して、ある程度目星をつけておくと良いと思いますが、必ず現物を見て決めましょう。
木目などの出方や色目、質感、使い勝手などは現物を見るのが一番です。
床とドア・扉など建具のメーカーは統一した方がいいのかな?と迷うこともあると思います。
私の場合は床が朝日ウッドテックというメーカーのハードメープルで扉パナソニックのベリティスのメープル柄やホワイトアッシュを選んでいます。
床とドア・扉のメーカーは違いますが全く違和感ありません。
なので、必ずしもドアと床のメーカーをそろえないといけないということはないです。
では、各部屋のうちの扉・ドアを紹介していきます。
リビングドア(開き戸)
リビングのドアはパナソニックのベリティス内装ドア(スタンダード仕様)のWC型のメープル柄の開き戸です。
リビングのドアは光が入るものの方がいいと思い採光タイプにしました。採光部は半透明の合わせガラスです。
別デザインですが半透明アクリル板を使用したものもあり、そちらの方がお安いですが、私はあまり好みじゃありませんでした。
リビングだけちょっといいものにしました。
マンションの場合、普通はリビング側に開くようにつくるようなのですが、スペースの関係で廊下側に開きます。
今まではリビング側に開くドアだったので反対になりましたが、特に違和感はありません。
リビングの扉は天井いっぱいまでのハイドアにすると開放的になるのでおすすめされましたが、自宅マンションの場合は天井に梁があるのでハイドアにすることはできませんでした。
梁がない場合は、リビングだけでもハイドアにすると開放的で上質な雰囲気になります。
寝室(開き戸)
寝室のドアはパナソニックのベリティス内装ドア(スタンダード仕様)のPA型のメープル柄の開き戸です。
何の飾りもない一番シンプルなものです。シンプルですが、木目がきれいでステキです。リビング以外は一番シンプルなPA型を選びました。
寝室は引き戸にしようと思えばできましたが、引き戸に変更すると電気のスイッチの位置やコンセントの位置まで変えなくてはなりません。
そこまでして引き戸にしたいわけではなかったので開き戸にしました。
開き戸は引き戸に比べて遮断性、気密性が高いので寝室には最適です。
開き戸のドアストッパー
リビングと寝室の開き戸にはドアストッパーがついています。ドアストッパーの種類には3種類あります。
ドアストッパーの種類
- 埋め込みドアストッパー(手動ロック式)定価7700円
- フラットドアストッパー(自動ロック式)定価8360円
- フラットドアストッパー(手動ロック式)定価2970円
埋め込みドアストッパー(手動ロック式)はドアに出っ張りがなく、見た目すっきりです。
フラットドアストッパー(自動ロック式)は、自動でロックされるので手間がありません。
フラットドアストッパー(手動ロック式)は、ロックしたい場合は本体側部材を下に押す必要があります。一番安価です。
値段的にかなり差があるし、機能にも差があるのでつけたいストッパーがあれば事前に確認しておきます。
うちの場合はリフォーム会社から事前に何の確認もなかったので、特に何も指定しませんでした。
リフォームした時には3種類あることも、どういった違いがあるのかも、値段も一切説明されていなくて、自分で調べてもいなかったのであまり気にしていませんでした。
カタログでは一応オプション扱いになっているので、別料金になるのですが、うちは特に追加代金は取られていない様子。
それで、勝手についていたのは、こちらです。
3.フラットドアストッパー(手動ロック式)でした。一番やっすいやつです。
標準でついているものなので、仕方ないんですけど、つける前に何か聞いてほしかったなぁと思います。まぁ、説明聞いてても、一個につき5,000円とかの追加料金を取られるならこれにしたと思うんですけど、一応教えてほしかったです。
うちのは、ドアについてる出っ張っている部分を下に下げるとロックされます。ロック解除は上にあげます。
ロックだけなら足で踏んでもできますが、解除は足で上げるのはできなくはないですが、ちょっと難しい。
手で上げるので、ちょっとかがまないと無理です。
子供部屋・洗面所(引き戸)
子供部屋と洗面室のドアを開き戸から引き戸に変更しました。
できれば、全てのドアを引き戸に変更したかったのですが、引き戸にするには壁を壊す必要がありますし、引き込むだけの壁も必要になります。
マンションリフォームの場合は狭いので自由にドアを変更できるという訳ではありませんでした。
<子供部屋>
子供部屋のドアはパナソニックのベリティス内装ドア(スタンダード仕様)のPA型のメープル柄の引き戸です。
こちらの写真は子供部屋から見た写真です。普段は開けっ放しにしているので、引き戸が場所を取らず便利です。
<洗面室>
洗面室のドアは子供部屋と全く同じパナソニックのベリティス内装ドア(スタンダード仕様)のPA型のメープル柄の引き戸です。
リフォーム前は開き戸でしたが、引き戸に変更です。
洗面台の横に隙間があり、そこにドアが引き込まれるので、洗面所は広く使えます。
クローゼット(引き戸・折れ戸)
<ウォークスルークローゼットのドア(引き戸)>
リフォームで新しく設けたウォークスルークローゼットです。
ウォークスルークローゼットのドアのタイプは子供部屋や洗面所と同じくパナソニックのベリティス内装ドア(スタンダード仕様)のPA型です。
色柄をメープル柄ではなくホワイトアッシュ柄にしました。
クローゼットのドアは部屋のドアとは区別ししました。
壁の色と同化させたかったので、あえて白っぽい色を選びました。
扉を白にすると壁と同化して、とってもすっきり見えます。
<クローゼットドア(折れ戸)>
パナソニックのベリティスの収納用建具 折れ戸(スタンダード仕様)のPA型です。
柄は同じくホワイトアッシュ柄です。折れ戸は内装ドアよりも高さが高く235cmです。(内装ドアは標準で203.5cmです)
折れ戸のレールのあり、なし
クローゼットのドアはレールのあり、なしが選べます。
うちの場合は、クローゼットドアはレールのあるタイプにしました。
レールがあるタイプは、フリー走行ができるので、扉を左右自由に動かすことができます。クローゼットの隅に置いたものを取り出す時に便利です。
うちは、折れ戸のすみの部分に背の高い脚立やクイックルワイパーなどを置く予定だったので、取り出しやすいようにレールがあるタイプにしました。
フリー走行はこんな感じです。↓
下にレールがない場合はこうなります↓
下にレールがないと、開けた時にとてもスッキリして、お掃除もしやすいです。フリー走行はできませんので、両開きにしかできません。隅っこのものを取り出すのが面倒でなければ、レールなしでもいいと思います。
広さに余裕があれば、3枚連動引き戸タイプを検討すると良いと思います。
3枚連動引き戸なら左右どちらのものも取りやすいし、扉を開けていても前のスペースをふさいだりしません。
ただ3枚連動引き戸の場合は、レールが3本必要になってきます。単純に扉のための奥行きが折れ戸の3倍必要です。うちは、広さに余裕がなかったので、あきらめました。
3枚連動引戸はこんな感じです。↓
トイレ(開き戸)
パナソニックのベリティス内装ドア(スタンダード仕様)のTA型開き戸です。
洗面トイレタイプの中から選びました。
洗面トイレタイプは「明かり窓」がついています。うちの扉も左上に小さな丸い明かり窓がついています。
でも、明かり窓が小さすぎて、あまり意味がありません。
トイレの電源スイッチに入っている場合は赤ランプで表示されるのでそちらで確認しています。
特に明かり窓は必要なかったので、PA型にすればもう少しお値段を削れました。
トイレのドアだけ鍵つきです。
トイレは外開きが基本なので、開けるとドアが邪魔になります。
トイレのドアは開き戸でストッパーをつけていないので、開くと180度開いてしまい、隣の寝室のドアにぶつかります。
まだ下の子が小さいので、トイレを開きっぱなしにしたり、開いて一緒にトイレに行ったりと開きっぱなしにすることがほとんどです。
なので、本当は引き戸にしたかったのですが、洗面所と寝室に挟まれていて引き戸にする壁がありませんでした。
そこで、提案されたのが、こちらの折れ戸でした。
開閉スペースは開き戸の三分の一なので、トイレなどにおすすめとのこと。
折れ戸なら180度開いてしまうこともないし、開いた時も邪魔になりません。
実際にショールームで見てみて、折れ戸は小さい子にはちょっと開けづらいと思いました。大人でもちょっと戸惑います。
なので、迷いましたが折れ戸は採用しませんでした。
下の子が大きくなれば、開けっ放しでトイレを使うこともなくなるので、時間が経過すればドアが180度開いて困るということはなくなると思います。
子供部屋の可動間仕切りドア(折れ戸)
子供部屋を二部屋に仕切る間仕切りドアです。
こちらは、リクシルのウッディラインの可動間仕切りドア折れ戸タイプです。
色は壁と同化するようにクリエホワイトです。
可動間仕切りドアには引き戸(上吊りタイプ)と折れ戸タイプがあります。
折れ戸タイプを採用した理由はフルオープンにした時に一番開口が広くとれて開放的で部屋が広く見えるからです。
まだ下の子が小さいし、男の子二人なので普段はほぼ開けっ放しで子供部屋を使う予定です。
長男が中学生になってお年頃なので、どうしても一人になりたい時や、下の子がもう少し大きくなったらドアを閉める予定です。
二つの子供部屋のうちひとつは窓のない部屋です。
窓のない部屋にはエアコンがとりつけれませんでした。エアコンは窓側に一台なので、閉めてしまうとエアコンがききません。
なので、全部閉め切ってしまうということは将来的にもあまりないかなぁと思っています。
こんな感じに一枚だけ仕切ることもできるので便利かなと思いました。↓
フルオープンの状態でドアの厚みは壁から35cmほどあります。↓
可動間仕切りドアのおかげで子供の成長に合わせて融通の利く子供部屋ができました。大満足です。
間仕切りドアについてはこちらでも詳しく紹介しています。
以上が我が家のドア・扉でした。
ドアにも色々な種類があります。用途や部屋の雰囲気、スペースなどに合わせて上手に選んでいくとよいと思います。
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