私は自宅マンションの全面リフォームをしました。
リフォームの工事が実際に始まってから、工事にミスがあり、かなりやり直ししてもらいました。
私の場合は、マンション全面リフォームということで工事が始まる前に打ち合わせ期間は約半年あり、2週間に一度くらいは担当営業さんと打ち合わせしていたので、かなり細かく打ち合わせしたと思います。
それでも、工事が始まってから結構ミスするんですね。
かなりミスが続いたので工事終盤ぐらいから信用できなくなってきてました。
私がやられてしまったミスの数々を紹介したいと思います。
ミスの原因
ほとんどは連絡ミスだと思います。
打ち合わせはリフォーム会社の担当営業さんとずっとしていました。
いざ工事が始まると現場監督がしきります。
この現場監督がうちの場合はハズレの人でした。
なんかちょっと雑でいい加減な感じの人でした。
さらに、営業さんもちょっと経験不足を感じました。
「担当営業→現場監督→職人」への連絡がきちっと伝わっていないものが多かったです。
では、うちがやられてしまった現場のミスの数々です。
ミスその1 内窓の色が違う
これが子供部屋の内窓です。
茶色ですよね。これはこれでいいんです。
でも、でも、本当は内窓は白って頼んであったんです。
この茶色もドアや建具と同じメープル色ではなく中間色の茶色です。どこからこの色がでてきたの?って感じです。
工事の進捗状況を確かめているときに営業さんが「カウンターの色に合わせて窓枠を変えました~」ってニコニコしながら言うんですよ。
私が「え??でも、私、窓は白って言いましたよね?」と聞くと営業さんは
「あっ…そうでした、そうでしたよね、すぐやり直ししますね」と言ってくれたのですが、後ろで現場監督が
「はぁ~っ、勘弁してくれよ・・・」
とあからさまに大きなため息をつくんです。
窓枠を交換して、壁も分厚くしてあったので、やり直すと工期が伸びるから・・・と営業さんも言い出して、正直嫌な気分でした。
完全にリフォーム業者側の発注ミスなのでその日の夜に担当営業が電話で謝ってきて、白がご希望ならやり直しますと言っていました。
白にやり直してもらうこともできましたが、茶色とも迷っていたし、そんなに違和感もなかったので、そのままでお願いしました。
この時から、ミスが続くことになっていきます。
内窓についてはこちらの記事で詳しく書いています。
ミスその2 トイレの手洗いの位置が左右逆
手洗いの位置を間違えそうな予感がしてたんです。
だから何度も確認したんです。手洗いの位置に合わせてつけるタオルバーの位置も前日に営業さんと確認したんです。入って右につけてくれって。
メジャーで床から何センチ、奥から何センチって指定までしたんですよ。
なのに、手洗いもタオルバーも入って左についてました。
唖然。
何のために前日確認したんだよ~って感じでした。すぐにやり直してもらいました。
トイレについてはこちらのの記事で詳しく書いています。
ミスその3 コンセント・スイッチプレートを古いデザインのままにする
一番左がリフォーム前のプレート。
新しくしてもらったら、そのままのデザインでプレートを新しくしただけ。
しかも、壁の色は白なのに、あえて古く見える薄いグレーにしてありました。
意味が分からない。
新しくしたのに全然新しく見えない。
在庫処分でもしたいの?
全部古い形で色が薄いグレーに交換してあったので、新しいデザインのものに変えてもらいました。プレートの色も白にしてもらいました。
ミスその4 トイレの換気扇連動機能をなしにしようとする
ミスその3に関連しています。
何故かトイレのスイッチだけ交換せず古いままでした。
スイッチは全部交換してほしいと頼んであったので、すぐに交換をお願いしました。
すると、今まで換気扇連動スイッチだったのに、換気扇連動スイッチにはできないって言うんです。
はぁ?ちゃんと確認した?意味不明です。
換気扇とトイレのスイッチを分けてつけることになりますって担当営業が言うので、そんなはずはないと思い、もう一度電気工事の方に確認してもらったら、「やっぱりできました」ですって。
電気工事の人が在庫処分したいのかしら。それとも取り寄せるのが面倒?
呆れました。古いものをすすめないで欲しい。
ミスその5 照明のレールの位置と長さが違う
ダイニングのペンダントライト用にレールをつけました。
2mのものを1.5mにカットして、カウンター寄りにつけてほしいと指定してありました。
が、見事に2mの長さそのままのレールが天井のど真ん中についていました。何も指示が伝わってない・・・。
すぐにやり直してもらいました。
ダイニングのペンダントライトについてはこちらのの記事で詳しく書いています。
ミスその6 子供部屋の天井のクロスが違う
子供部屋の中心には梁があります。
梁の部分は子供部屋の天井と同じように蓄光で電気を消すと星空になるタイプのクロスを貼ってほしいとお願いしてありました。
が、このど真ん中の梁の部分は壁と同じレンガのクロスが貼ってありました。
天井の星空の中にいきなりレンガ柄っておかしいでしょう~。
もともと「どうしますか?」って担当営業さんの方から聞いてきたのに。
全然伝わってない。こちらもやり直してもらいました。
壁紙(クロス)については、こちらの記事で詳しく書いています。
ミスその7 分電盤がむき出し
分電盤は子供部屋についています。
これは「カバーをつけたりして目立たないようにします、何とか方法を考えます。」って営業さんが打ち合わせの時に言っていたのですが、工事が始まってから、カバーの費用が3万円ぐらいかかるって言われたんです。
じゃぁ、クローゼットの中とか目立たない位置に移動してくださいってお願いしたら、工事が進んでいるからもう移動は無理ですと言われました。
何とかするって言ってたよね~、追加費用払えってことだったの~??
分電盤は割とキレイだったので、もう剥き出しのままでいいですってそのままにしました。
ミスその8 ホスクリーンの位置を勝手に変える
設計図では窓から30cmのところにホスクリーンがつく予定でした。
しかし、工事が始まって天井が新しくできてしまってから、現場監督が「ホスクリーンは窓から30cmのところになっていましたが、カーテンレールもあるし、窓から40cmぐらいの方がいいと思うので、窓から40cmのところにします」って言ってきました。
「えっ?!あの~、あんまり窓から離れちゃうと洗濯物がダイニングテーブルの上にかぶってしまうし、ペンダントライトにも当たってしまいそうなんですけど・・・なので、30cmのままでいいです」と答えると、
「えっ!もう40cmのところにホスクリーンを取り付ける用に下地を入れて天井を完成させてしまいました」って言うんですよ。
勝手に変えるなよ・・・。
天井をまたやり直すことは出来ないというので、何とか譲歩して、窓から35cmのところにとりつけてもらいました。
変更するなら変更前に相談してほしいです。
ホスクリーンについては室内用ホスクリーンの設置で室内干しの悩み解決! - さくらこマンションの記事で詳しく書いています。
ミスその9 可動棚と固定棚を間違える発注ミス
造作家具でお願いしたテレビボード。ダイケンのミセルという商品です。
こちらの商品は工務店やリフォーム会社などを通さないと部品が買えないんですよ。
だから、あらかじめ追加でテレビボードにつける可動棚を2枚お願いしておきました。
でも、設計図の詳細を見ると、どうも一枚は固定棚になっている様子。
気になったので、担当営業さんに確認しました。
大型の造作家具の場合は、固定棚の部分も絶対に必要なので、設計図を見ながら、ここが固定棚、ここが可動棚と蛍光ペンを引きながら説明して、固定棚1枚、可動棚が1枚になっているけれども、可動棚が2枚欲しいと何度も何度も確認しました。
が、やっぱり固定棚がやってきましたね。
交換してもらいました。
蛍光ペンで確認したのは何だったんだ・・・。
テレビボードについてはこちらの記事で詳しく書いています。
ミスその10 トイレの仕上げが雑
引き渡し確認の時には気づかなかったんですけど、実際にトイレに座ってみると、ドアの部分の仕上げが雑です。
白い部分がデコボコしているし、ボンドがはみ出ていて汚い。
1か月点検の時、3か月点検の時に「なんか雑なのが気になる」と伝えて、毎回やり直してもらってるんですけど、まだ汚い。あんまりきれいにならない。
ボンドがはみ出ていて、ほこりがくっついてしまっています。
まっすぐにはなりましたが、白い部分はもっと細かったのに、すごく太くなって目立ちます。
白い部分が最後膨らんでいます。ドア枠の部分のボンドははみ出ていて汚いです。
白い部分が太くなって目立つし、ボンドにホコリがたまって汚い。
やり直してくれるのが、いつも現場監督なので、なんか下手なんですよね。雑だし。
何度も訴えているのに、キレイになるどころか逆にどんどん変になっていく。
もう一度職人さん呼んでやり直して欲しい。
また言うと、もっと変になりそうで・・・なんか、もう諦めました・・・。
ミスその11 約束をすっぽかす
ミスというか、人間としてどうなの?って感じです。
選んでおいた壁紙(クロス)が廃番になったので、クロスを選びなおしてほしいものがあると言われたんです。
もう工事も始まっているし、なるべく急いで決めてくださいとのことでした。
で、「カタログを明日の朝9時に現場監督が届けます」ということになったんです。
でも、来ないんですよ、現場監督。
なので、営業担当に電話したら、
「えっ?届けに行ってないですか?すぐに確認します」と確認してもらったら、
「現場監督は今、会議に出席してまして・・・すぐに届けられないんです」
「・・・」
約束すっぽかして、会議って。来れなくなったら、なったで連絡するでしょ、普通。
ほんとにいい加減な現場監督です。
さいごに
うちはかなりミスが多い方だと思います。
こんなに間違えるかってぐらいミスがあってびっくしりました。
ミスが続いてかなり信用できなくなってきて、工事期間の後半は工事の人が帰ってから夜な夜な旦那さんと施工現場を確認しに行っていました。
行く度におかしなところが見つかりました。
最終的にはキレイにやり直してもらって、トイレ以外は仕上がりには満足です。
こんなにやり直ししたのに、工期も伸びずに完了しました。
ですが、工事期間中はかなり精神的にストレスを感じました。
うちの場合は現場監督がハズレでしたが、工事ってミスは多かれ少なかれあると思います。
ミスが起きると「言ってあった」「聞いてない」などの記憶違いもあるので、できればお願いしたことは、ノートなどにメモしておくといいと思います。
工事にミスはつきものです。
全面的に信用せずにきちんと確認してやりなおしてもらって、満足のいくリフォームにしたいですね。
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